マラソンの歌26号-9
平成16年 2004年
計画の初期より誘はれゐたるわれ行かずばなるまじエンジョグインみちのく 呼びかけ人六人の内四人知る押しかけ弟子の峰友もゐて 四列の欅並木の目抜き通り森の都と言はるる仙台 政宗の天下制覇の夢の跡青葉城跡石垣高し スタッフを知ればこそなれわがままを通してわれはワープに乗車 山裾に緑違へてスキー場泉ヶ岳をパッチワークに 差し出さる冷たき紙のタオルにて拭ひ涼しくエイドに憩ふ 熊避けの鈴を頂き藪こぎに虫に備へを促され出づ 藪こぎはさしたることなく遊歩道闊葉樹林の下影涼し 道すがら野苺・桑の実・サクランボ熟すを口に自然を賞味 地元では「じょうげ」と言ふと定義如来西方寺なる寺の名聞かず 工事中ゆゑに迂回のダム湖畔車は交互に一方通行 温泉に浸かりてホテルの大広間車座に酌む宴楽しき(作並温泉仙山荘) 会あれば独自の大会開くべし先ずは成功エンジョグインみちのく 往復を車に便乗させくれし友に感謝す楽々の旅(柴本繁昭氏) |
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